想像してごらん。すべては、想像することから始まるよ。 一人一人が自由に、幸せに、豊かに。本当の自分を生きる時代。 もっともっと、心あるままに。さあ、創造しよう!
私たちがワインを仕込むとき、レシピやルールはありません。なぜならば、すべて生き物だからです。葡萄、酵母、生産者……自然の循環の中で、1度たりとも同じ年はありません。葡萄は年々成長し、天気や気温、畑の環境、その年に動く野性酵母。人もまた同じ。毎日同じ体調やモチベーションはありません。それもまた自然です。だからこそ、今目の前で起こっていることに寄り添い、葡萄や酵母の声に、心の耳を傾けながら、寄り添い見守る。それと同じく、このワインを飲むあなたにも、サービスするあなたにも、今この瞬間をもっと自由に、ただ楽しんで欲しい。そんなメッセージを込めたワインです。 仕込みも至ってシンプルで、開放槽にて、スチューベンとネオマスカットそれぞれのタイミングで収穫し、一部を除梗して、2週間の醸し発酵後にプレス。その後、バリックにて160日間のシュルリーと酸化熟成。 (生産者資料より)
宮城県は太平洋沿岸から内陸の山間部まで多様な地形を持ち、沿岸部は穏やかな海洋性気候、内陸部は寒暖差の大きい気候が特徴です。この環境がブドウの健全な生育と、みずみずしい酸味や果実味を引き出します。特産の葡萄品種は、マスカット・ベーリーA、メルロー、シャルドネ、デラウェア、スチューベンなどで、赤・白ともに多彩なワインが造られています。
特に注目される地区は、栗駒高原や川崎町。栗駒高原の「シャトー桐」では、減農薬・野生酵母・無添加にこだわり、果実味豊かで軽やかな赤やバランスの良い白など、土地の個性を活かしたナチュラルワインが生まれています。
スチューベンは、主に青森県の津軽地方、特に鶴田町で栽培されている赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、寒冷な気候と日照時間の長さが特徴で、ブドウの栽培に適した環境を持っています。
青森県では、スチューベンの他にキャンベル・アーリーやナイアガラなども栽培されています。
特に鶴田町は、スチューベンの生産量日本一を誇る特出した地区です。
鶴田町で造られるスチューベンワインは、フルーティーで甘みのある味わいが特徴です。
糖度が高く酸味が少ないスチューベンの特性を活かし、フレッシュで親しみやすい赤ワインに仕上がっています。
近年、この地域でもナチュラルワイン造りに取り組む生産者が増えています。化学的な介入を最小限に抑え、スチューベン本来の風味を生かしたワイン造りが行われています。これらのワインは、津軽の自然の恵みを直接感じられる、生き生きとした味わいが特徴です。
スチューベンワインは、その親しみやすい甘みと果実味から、ワイン初心者の方にも楽しめる日本ワインの入門として最適です。
また、スチューベンの高い貯蔵性を活かし、熟成させたワインも造られており、時間と共に変化する味わいを楽しむこともできます。