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ランド 2023 - ファットリア アル フィオーレ

LAND. 2023 - Fattoria AL FIORE

¥4,400

立ち上げから若き弊社スタッフとして入社し、酒飲みが大好きで、休みのことあるごとに、仙台東京問わず、あちこちを飲み歩いてきた男です。2021年にそんな安藤陸が、晴れてアルフィオーレを卒業して、ニュージーランドに旅立つ記念に、彼自身初めて1から醸造したのが、「LAND」しかしながら、仕込んだそのクリスマスに倒れ、とても残念なことに、その翌年1月に他界してしまいました。とても愛嬌があり、みんなに可愛がられた陸は、私たちスタッフにとっても、深い悲しみを覚えましたが、彼の残したワインを、私が詰めてリリースして以来、毎年彼がアルフィオーレの永遠のメンバーだという証で、毎年彼と一緒にいる気持ちで仕込んでおります。

2021 年2月15日、安藤 陸くんを偲ぶ会で、一部のみなさまにお渡したこのワインは、陸くんが2021年3月に、Fattoria AL FIOREを卒業して、海外でさらなる経験値を積むため、一つのステップとして、彼自身だけの手で仕込んだ特別なcuvéeでした。 しかしながら、不幸にも突然の病により、年末に倒れ、2021年1月11日に他界いたしました。募る想いはさまざまありますが、彼の今後や展望を、いつも明るくいろんな人に話していたことが、つい昨日のことのようで、本当に残念でなりません。彼の身体から魂は抜けてしまいましたが、どこかできっと、いつものように、笑っていて、私たちを見守ってくれながら、また生まれ変わって、どこかで会えることを信じています。今までも、そしてこれからも変わらず、アルフィオーレスタッフの一員として、陸くんのLANDは、毎年、私目黒が仕込み続けていきます。 テクニカルについては、毎年私なりにぶどうと陸くんとの対話で、その年のベストで仕込んでいくものですが、2023年の仕込みに関しては、彼の生前の仕込みをトリビュートしながらも、年々進化するアルフィオーレ理論を交えて、よりバージョンアップした仕込みのオレンジデラウエアに仕上げております。 2022 ヴィンテージは、なかなか状態が安定していないため、先に2023ヴィンテージからのリリースに至りました。それはきっと、彼が今ここにいても同じ結果だと思っております。 本来であれば、命日にリリースさせてあげたいのですが、いかんせんワインも陸くんも、なかなかな難しい生き物でして、リリースのタイミングがずれてしまうことをお許しください。(インポーター資料より)


ファットリア アル フィオーレについて

ファットリア アル フィオーレ
宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるようにという願いが込められています。私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まったAL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。志を持ったたくさんの人が集い、
誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。この想いが私たちの活動の原点です。

ファットリア アル フィオーレの他のワイン


地域:宮城

宮城県は太平洋沿岸から内陸の山間部まで多様な地形を持ち、沿岸部は穏やかな海洋性気候、内陸部は寒暖差の大きい気候が特徴です。この環境がブドウの健全な生育と、みずみずしい酸味や果実味を引き出します。特産の葡萄品種は、マスカット・ベーリーA、メルロー、シャルドネ、デラウェア、スチューベンなどで、赤・白ともに多彩なワインが造られています。

特に注目される地区は、栗駒高原や川崎町。栗駒高原の「シャトー桐」では、減農薬・野生酵母・無添加にこだわり、果実味豊かで軽やかな赤やバランスの良い白など、土地の個性を活かしたナチュラルワインが生まれています。

品種:デラウェア

デラウェアは、日本の山形県や山梨県、大阪府などで広く栽培されている白ワイン用ブドウ品種です。
これらの地域は、日照量が多く、水はけの良い土壌、昼夜の寒暖差が大きいなど、ブドウ栽培に適した環境を持っています。
山形県では、デラウェアの他にナイアガラやシャルドネなども栽培されています。
特に上山市や南陽市は「ワイン特区」に指定され、ワイン造りが盛んです。
山梨県の甲州市塩山地区は、デラウェアの栽培が始まった歴史的な産地として知られています。
ここでは、甲州種やマスカット・ベーリーAなども栽培されています。
近年、デラウェアを使ったナチュラルワイン造りが注目を集めています。
例えば、滋賀県の「デラグリ」は、皮と種を一緒に醸す「醸し」を行い、オレンジワインのような個性的なワインを生み出しています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と爽やかな酸味が特徴で、デラウェア本来の風味を生き生きと表現しています。


地域
日本 宮城



生産年
2023

アルコール度数
12.7%

容量
750ml

送料
¥1,500 (¥18,000以上で送料無料)

税率
10%

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