山形県南陽市の80歳近くになる農家さん、風間 利信さんのスチューベンをメインに、ネコシリーズリリース当初から変わらず仕立てているhana。 いつも明るく、元気で、陽気な風間さんには、収穫ボランティアさんとも、すぐに仲良くなれる、とても素敵な山形のお父さんです。 ご高齢はものともせず、毎年バージョンアップして育てあげるぶどうと風間さんには、尊敬でしかありません。 そんな風間さんが、2024年は本当にやってくださいました!! ラブルスカ種という生食用に作られたスチューベンは、ワイン専用種に比べて、粒が大きいために、なかなか骨格のあるワインにすることが難しいぶどうでもあります。 しかしながら、日本らしさを追求していく中では、淡くて繊細なラブルスカ種のぶどうで、丁寧に育てられ、丁寧に仕立てられたワインは、本当に日本の日常生活に違和感なく溶け込んでいくワインだと思っております。 その分、造りもワイン専用種に比べて、はるかにシビアで繊細さを要します。 これまでは、ネオマスカットやメルローとのブレンドでしたが、今回は、初めてこのスチューベンだけで、とても素晴らしいバランスを表現できたと思っています。今後も、この方向性で行けたら良いなぁと思っておりますので、ぜひ、みなさま楽しみにお待ちくださいませ。(インポーター資料より)
スチューベンは、主に青森県の津軽地方、特に鶴田町で栽培されている赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、寒冷な気候と日照時間の長さが特徴で、ブドウの栽培に適した環境を持っています。
青森県では、スチューベンの他にキャンベル・アーリーやナイアガラなども栽培されています。
特に鶴田町は、スチューベンの生産量日本一を誇る特出した地区です。
鶴田町で造られるスチューベンワインは、フルーティーで甘みのある味わいが特徴です。
糖度が高く酸味が少ないスチューベンの特性を活かし、フレッシュで親しみやすい赤ワインに仕上がっています。
近年、この地域でもナチュラルワイン造りに取り組む生産者が増えています。化学的な介入を最小限に抑え、スチューベン本来の風味を生かしたワイン造りが行われています。これらのワインは、津軽の自然の恵みを直接感じられる、生き生きとした味わいが特徴です。
スチューベンワインは、その親しみやすい甘みと果実味から、ワイン初心者の方にも楽しめる日本ワインの入門として最適です。
また、スチューベンの高い貯蔵性を活かし、熟成させたワインも造られており、時間と共に変化する味わいを楽しむこともできます。