サンジョヴェーゼのみ短時間、果皮とともに醗酵をスタート。圧搾後、直接プレスしたモンテプルチァーノのモストを加えて醗酵を終え、そのまま6か月の熟成。味わいの軽やかさと酸、果実のバランス、飲んでいて疲れを感じない心地良いロザート。 (インポーター資料より)
ラツィオは、イタリア中部に位置する歴史あるワイン産地です。地中海性気候に恵まれ、海風と山岳地帯の影響で、ブドウ栽培に理想的な環境を形成しています。
特に火山性の丘陵地帯の肥沃で水はけの良い土壌が、ワインの個性を生み出す鍵となっています。
この地域の主要ブドウ品種には、マルヴァジア・デル・ラツィオ、マルヴァジア・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノなどがあります。
特に注目すべき地区として、フラスカーティがあります。
ここでは、世界的に有名な白ワインが生産されています。
フラスカーティのワインは、柑橘類やピーチの柔らかな果実味にキビキビとした酸、ふわっとした華やかな味わいが特徴で、幅広い料理と相性が良いです。
モンテプルチアーノは、イタリア中部のアブルッツォ州で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
アブルッツォ州は、アペニン山脈と地中海に挟まれた地域で、内陸部は大陸性気候、海岸部は地中海性気候の影響を受けています。
この地域では、モンテプルチアーノの他にトレッビアーノ、ペコリーノ、パッセリーナなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、モンテプルチアーノ・ダブルッツォDOCがあります。
ここでは、丘陵地帯の粘土質と石灰質の混じった土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
モンテプルチアーノから造られるワインは、濃い紫がかった赤色で、チェリーやプラムの豊かな果実味が特徴です。
適度な酸味とタンニンのバランスが取れています。