ワイン造りには収穫など多くの人の手が関わり、皆で楽しむものだという思いから 「アンサンブル」と名付けられました。エチケットに、関わってくれた人の名が 描かれています。 アルテスは、酸味と豊かさが絶妙に調和した、軽やかなワインを生み出します。南東向きの斜面と泥灰岩質のテロワールが、このキュヴェに程よいボリュームと 美しい躍動感をもたらしています。2ヴィンテージのアッサンブラージュ由来の複雑味も魅力です。 抜栓後、数日楽しめます。10年熟成のポテンシャルがあります。 ブドウを手摘みで収穫し、自然酵母のみで発酵。厳密な濾過(ろか)や 清澄も行わず、瓶詰め時に至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)も無添加で造られます。
醸造:8月30日から10月6日に収穫。20世紀フランスで記録された2番目に暑い年。春はベト病が多く 発生し度々雹が降った。7月末からは乾燥して暑い日が続き、記録的な猛暑(43.7℃)となった。 約4時間かけ ゆっくりとプレスし、12時間、軽く静置。46%はフードルで、35%は石器の甕で、19%は樽発酵。マロラクティック発酵ののち11ヶ月間シュール・リー熟成。2年間熟成の2022年を14%アッサン ブラージュ。SO2無添加 (インポーター資料より)
サヴォワは、フランスアルプスの麓に位置する魅力的なワイン産地です。山岳地帯の影響を受けた冷涼な大陸性気候と、湖の存在による微気候が特徴的です。急斜面の畑が多く、日照を最大限に活かしたブドウ栽培が行われています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のジャケール、アルテス、ルーセット、赤ワイン用のモンドゥーズ、ペルサンなどがあります。
特に注目すべき地区として、シニャンがあります。ここでは、ジャケール種を使用した個性的な白ワインが生産されています。これらのワインは、フレッシュな酸味とミネラル感が特徴で、アルプスの清涼感を感じさせる爽やかな味わいが楽しめます。
アルテス(別名ルーセット)は、フランスのサヴォワ地方で主に栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
サヴォワ地方は、アルプス山脈の麓に位置し、冷涼な気候と独特の地形が特徴です。
この地域では、アルテスの他にジャケール、モンドゥーズなどの固有品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ルーセット・ド・サヴォワAOCがあります。
その中でもフランジー村は、アルテスのスペシャリストとして知られるドメーヌ・リュパンの本拠地です。
フランジーのアルテスワインは、柑橘系のフレッシュなアロマと深みのある果実味、伸びやかな酸のバランスが特徴です。