樹齢20年のテンプラニーリョ 60%、カベルネ・ソーヴィニョン 40%の赤ワイン。レバノン東側丘陵地帯のベッカー高原の標高1,150mのデリ・エル・アフマル地区のセプト・ワイナリーが栽培管理するパートナー農園で収穫されたテンプラニーリョとカベルネ・ソーヴィニョン。土壌は褐色粘土質。手摘みしたテンプラニーリョとカベルネ・ソーヴィニョンをバスケットプレス。ステンレスタンク内で発酵後、シュール・リー製法で、澱の上で12ヶ月間熟成。レバノンで最も温暖で乾燥したエリアで栽培されたテンプラニーリョとカベルネ・ソーヴィニョン。テンプラニーリョのプラムやストロベリー の香りとカベルネソーヴィニョンのカシスの果実味の香りが一体化し、エレガントで軽やかなタンニンを感じる。温暖で乾燥したテロワールを起源とする葡萄であっても、軽やかでフルーティ、そしてフレッシュな赤ワインがレバノンでも造れることを証明するために、セプトで造られた。Cuvee du Soleil 2022は、アペリティーボに合わせやすい。様々な温かい料理、特にスパイシーな料理と楽しんでほしい。(インポーター資料より)
ナーレは、標高1,600mを超える高地に位置し、両側を山脈に挟まれた独特の地形です。気候は乾燥した地中海性で、夏は日中40度近くまで上がる一方、夜は涼しく、冬には雪も降ります。この昼夜の寒暖差と豊富な地下水が、ブドウの酸と糖度のバランスを保ち、健全な有機栽培を可能にしています。
特産の葡萄品種としては、レバノン固有の白ブドウ「メルワ」や「オベイディ」、フランス系の「ヴィオニエ」「シャルドネ」、赤では「カベルネ・ソーヴィニヨン」「サンソー」「シラー」などが挙げられます。ナチュラルワインの分野では、樹齢150年以上のメルワを無農薬・サステナブルに栽培し、自然発酵で仕上げるスパークリングやオレンジワインが注目されています。これらのワインは、レモンや梨、パイナップルなどのフルーティなアロマと、爽やかでミネラル感のある味わいが特徴です。特に「カンヌビーン渓谷」は、古木のメルワを使った個性的なナチュラルワインの産地として知られ、自然な造りによるピュアな果実味と繊細な酸が魅力です。爽やかで飲みやすいスタイルが多いのもポイントです
ウジェ・デ・ジェブレは、フランスの南西部で栽培される赤ワイン用ブドウ品種だと推測されます。
この地域は、大西洋の影響を受けた温暖な気候で、夏は暑く、冬は比較的穏やかです。
南西部では、ウジェ・デ・ジェブレの他にマルベック、タナ、カベルネ・フランなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、カオールがあります。ここでは、石灰岩質の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
ウジェ・デ・ジェブレから造られるワインは、濃い色調で、ベリー系の豊かな果実味が特徴です。適度な酸味とタンニンのバランスが取れています。