スーリエ兄弟が2023年VTで新しく造り始めたキュヴェ。彼らにしては珍しく、収穫したブドウを破砕し、時折ピジャージュしながら10日間マセラシオン。10月に瓶詰めしたので、ステンレスタンクで2ヵ月という非常に短い熟成。このキュヴェはシャルルとギヨームの村の名前(Saint-Hilaire d‘Ozilhan)を冠しています。つまり、このキュヴェを自分たちのやり方で、完全に自然なワインとして、村のブドウを使って、非常に低価格で、村の有るガール県内のみでの販売としていましたが、今回我々だけに特別に譲って頂きました!さて、そんな哲学のあるワインを開ける為に10年の年月も、特別な日を待つ必要はありません。本物の赤(偽物のロゼではない)ですが、微小なタンニンとフレッシュなバランス感。アロマとのコントラストは非常に独創的で、黒い果実味はあるがフルーティさがダイレクトに出ている。(インポーター資料より)
シラーは、フランスのローヌ地方を代表する赤ワイン用ブドウ品種です。
ローヌ地方は、ローヌ川沿いに広がる丘陵地帯で、地中海性気候と大陸性気候の影響を受けています。
この地域では、シラー以外にも、グルナッシュ、ムールヴェードル、ヴィオニエなどの品種が栽培されています。
特に注目すべき地区として、北ローヌのコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、スパイシーでエレガントな味わいが特徴で、ブラックペッパーやスミレの香りが感じられます