手作業にて収穫、全ての葡萄をホールバンチにてプレス。果汁は大きな古いアカシア樽(2000ℓ)にて温度調節せず自然発酵が始まる前、大きな澱のみラッキング。細かな澱と共に6カ月熟成。無清澄、無濾過、亜硫酸5mg以下使用。2025年3月ボトリング。ワイン名の“DIÓ”はハンガリー語でくるみを意味し、このシャルドネの畑の前に古いクルミの木が3本あることから、“DIÓ”と命名。ラベルは彼らの故郷“NEUSIEDL AM SEE”の風景を表し、木々や湖を眺めているイメージしています。 濁りのある明るいイエロー。グレープフルーツ、ライム、パイナップル、青リンゴ、ハーブの香り。フレッシュなパイナップルとライム、青リンゴをミックスしたジューシーさ。ストラクチャーはなめらかで、しっかりとした酸と心地良いミネラル。余韻に柑橘類の皮のニュアンス。ホモクより、少しだけ奥行きを感じられます。 (インポーター資料より)
ブルゲンランドは、オーストリア東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ノイジードル湖の周辺に広がり、パンノニア平原の一部を形成しています。
温暖な大陸性気候と、湖の影響による独特の微気候が、ブドウ栽培に理想的な環境を生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、白ワイン用のヴェルシュリースリング、シャルドネなどがあります。
特に貴腐ワインの原料となるボトリティス菌に感染したブドウを使用した甘口ワインも有名です。
注目すべき地区として、ノイジードル湖周辺のルスト地区があります。
ここでは、湖の影響を受けた独特の気候条件下で、凝縮感のある甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、豊かな果実味と複雑な風味を持ち、優雅さと深みを兼ね備えています。
近年、ブルゲンランドではナチュラルワインの生産が盛んになっています。
化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視することで、テロワールの個性を生き生きと表現したフレッシュで個性的なワインが生まれています。
ブルゲンランドのワインは、伝統的な手法と現代的なアプローチが融合した、オーストリアワインの新たな魅力を体現しています。初心者の方にも、中欧ワインの多様性と奥深さを感じていただける産地です。
シャルドネは、フランスのブルゴーニュ地方原産の白ワイン用ブドウ品種です。
ブルゴーニュは、東部に位置し、大陸性気候と海洋性気候の影響を受けています。
冷涼な気候と石灰質土壌が、シャルドネの栽培に適しています。
この地域では、シャルドネの他にピノ・ノワール、アリゴテ、ガメイなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、シャブリがあります。ここでは、キンメリジャン土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
シャブリのシャルドネワインは、ミネラル感が強く、柑橘系の香りと爽やかな酸味が特徴です。
シャルドネのワインは、産地や醸造方法によって様々な個性を持ち、フルーティーなものからクリーミーなものまで幅広い味わいが楽しめます。