樹齢:20年~33年 土壌:砂と石の瓦礫 手作業にて 9 月に収穫、除梗。各葡萄をスチール製オープントップ発酵槽にて、スキンコンタクト 6 日間、温度調整を行わず自然発酵。プレス し、ステンレス・タンク(ツバイゲルト&ザンクト・ラウレント)と大きなアカシア樽(ツバイゲルト)にて 7 カ月熟成。瓶詰め直前にブレンドした後、ボトリ ング。無清澄、無濾過、全ての工程にて無添加。畑のある PRÄDIUM+HUTWEIDE エリアは、元々、家畜を育てる草原のエリアだった為、ハンガ リー語で草原=RÉT を名前として使用。 ラズベリー、チェリー、カシス、ハーブの香り。赤い果実を中心とした、フレッシュでジューシーな味わい。ハーブ感のある紫蘇のニュアンスがアク セント。タンニンは柔らかく、軽やかなボディなので冷やして楽しめます。BBQ やアウトドアのお供にしたくなる、正に彼らのコンセプト通りの“Fun wine”な赤ワインです。(インポーター資料より)
ブルゲンランドは、オーストリア東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ノイジードル湖の周辺に広がり、パンノニア平原の一部を形成しています。
温暖な大陸性気候と、湖の影響による独特の微気候が、ブドウ栽培に理想的な環境を生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、白ワイン用のヴェルシュリースリング、シャルドネなどがあります。
特に貴腐ワインの原料となるボトリティス菌に感染したブドウを使用した甘口ワインも有名です。
注目すべき地区として、ノイジードル湖周辺のルスト地区があります。
ここでは、湖の影響を受けた独特の気候条件下で、凝縮感のある甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、豊かな果実味と複雑な風味を持ち、優雅さと深みを兼ね備えています。
近年、ブルゲンランドではナチュラルワインの生産が盛んになっています。
化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視することで、テロワールの個性を生き生きと表現したフレッシュで個性的なワインが生まれています。
ブルゲンランドのワインは、伝統的な手法と現代的なアプローチが融合した、オーストリアワインの新たな魅力を体現しています。初心者の方にも、中欧ワインの多様性と奥深さを感じていただける産地です。