・樹齢:15~110年
・土壌:アスティアン層の砂質、石灰岩、丸い石、赤い粘土の混合
・醸造:グラップ・アンティエールのぶどうを、コンクリートタンクで10日間マセラシオン。ピジャージュ無し。ルモンタージュ無し。
・熟成:コンクリートタンクで10ヶ月間熟成。
小話:Tavelの中でも古くから知られるテロワール。砂質とは異なり、ヴュルム氷期に石灰岩から流れてきた粘土が、砂や石と混ざって堆積している場所。ラングロールが所有する多種多様な畑の特徴がすべて集約されているテロワールでもある。 裏ラベルには、これを詩的に「化石の海が川に出会う場所」と表現した。昔の人々はこの区画を「Tavelの腎臓」と呼んでいて、砂地より乾燥に強く、収量が安定していて、ワインの品質も村の中で優れていると評価されている。 (インポーター資料より)
ローヌは、フランス南東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ローヌ川に沿って約250kmにわたって広がり、北部と南部に大きく分かれます。
北部は半大陸性気候で急峻な斜面に畑が並び、南部は地中海性気候でなだらかな丘陵地が広がります。
特産ブドウ品種は、北部では赤ワイン用のシラー、白ワイン用のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ。南部では赤ワイン用のグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどがあります。
特出した地区として、北部のコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と急斜面を活かした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、シラーの力強さとヴィオニエのエレガントさが融合した複雑な味わいが特徴です。
グルナッシュ・ノワールは、フランスのローヌ地方南部で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は地中海性気候で、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
ミストラル風が吹き、ブドウ栽培に適した環境です。
ローヌ地方では、グルナッシュの他にシラー、カリニャン、ムールヴェードルなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、シャトーヌフ・デュ・パプがあります。
ここでは、小石だらけの独特の土壌「ガレ」を活かした個性的なワインが生産されています。
グルナッシュを主体としたワインは、豊かな果実味とうまみが特徴で、リッチなフルーツ感としっかりとした飲みごたえがあります。