樹齢:ブールブーランとクレレットは120年、ムールヴェードルは11年
土壌:アスティエンの砂質 ・醸造:除梗無し、破砕無しのグラップ・アンティエールのぶどうを、 ステンレスタンクにて5日間マセラシオン・カルボニック。 ピジャージュ無し。ルモンタージュ無し。
熟成:600Lのドゥミ・ミュイ樽で6ヶ月間熟成
小話: ブールブランとクレレットは、Nizonのグルナッシュとともに、ドメーヌで最も古い区画(樹齢120年)。 収穫の最終日に3品種を収穫、タヴェル用のプレス機が使われていた為、1週間のマセラシオンを行い、 オレンジワインとロゼの中間のワインを造った。 2022年は非常に乾燥した年で、3月~8月までの降水量は77mm。8月に降った雷雨(60mm)のおかげで果実が膨らみ、ぶどうの品質も最高!気温は40℃を超えることはなく、凝縮感のある仕上がりになった。(インポーター資料より)
ローヌは、フランス南東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ローヌ川に沿って約250kmにわたって広がり、北部と南部に大きく分かれます。
北部は半大陸性気候で急峻な斜面に畑が並び、南部は地中海性気候でなだらかな丘陵地が広がります。
特産ブドウ品種は、北部では赤ワイン用のシラー、白ワイン用のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ。南部では赤ワイン用のグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどがあります。
特出した地区として、北部のコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と急斜面を活かした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、シラーの力強さとヴィオニエのエレガントさが融合した複雑な味わいが特徴です。
ブールブーランは、フランス南東部、特に南ローヌ地方で栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
この地域は地中海性気候で、暑く乾燥した環境が特徴です。ブールブーランは乾燥した痩せた土地を好み、充分な日照を必要とします。
南ローヌ地方では、ブールブーランの他にグルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、コート・デュ・ローヌがあります。
ここでは、ブールブーランを使用した個性的なワインが生産されています。
コート・デュ・ローヌのブールブーランワインは、フレッシュな花のアロマが特徴で、軽やかでエレガントな味わいが楽しめます。