・樹齢:5~80年
・土壌:アスティアン層の砂質
・醸造:グラップ・アンティエールのぶどうを、コンクリートタンクとステンレスタンクで7~15日間マセラシオン。ピジャージュ無し。ルモンタージュ無し。
・熟成:トロンコニック樽で10ヶ月間熟成。
小話:11世紀からぶどう栽培が行われてきた、ローヌ南部流域において最古の土壌の一つ。96%が砂からなる痩せた土壌で、排水性と乾燥性が高いために他の作物は育たず、 昔からぶどうが育てられてきた。 鮮新世期にローヌ川を通して、アルプス(80%)と中央高地(20%)から運ばれてきた鉱物が 堆積している複雑な砂質で、塩味があり長期熟成にも適している土壌。 タヴェルヴィンテージも2023年からこの区画のぶどうを使用する予定。 (インポーター資料より)
ローヌは、フランス南東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ローヌ川に沿って約250kmにわたって広がり、北部と南部に大きく分かれます。
北部は半大陸性気候で急峻な斜面に畑が並び、南部は地中海性気候でなだらかな丘陵地が広がります。
特産ブドウ品種は、北部では赤ワイン用のシラー、白ワイン用のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ。南部では赤ワイン用のグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどがあります。
特出した地区として、北部のコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と急斜面を活かした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、シラーの力強さとヴィオニエのエレガントさが融合した複雑な味わいが特徴です。
グルナッシュ・ノワールは、フランスのローヌ地方南部で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は地中海性気候で、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
ミストラル風が吹き、ブドウ栽培に適した環境です。
ローヌ地方では、グルナッシュの他にシラー、カリニャン、ムールヴェードルなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、シャトーヌフ・デュ・パプがあります。
ここでは、小石だらけの独特の土壌「ガレ」を活かした個性的なワインが生産されています。
グルナッシュを主体としたワインは、豊かな果実味とうまみが特徴で、リッチなフルーツ感としっかりとした飲みごたえがあります。