ステンレスタンクにて12日間のマセラシオン・カルボニック。その後500Lの木樽にて6か月間の熟成。
ステファンが10歳の時に放送していた、自由で過激な「Carbone14」というラジオ番組と、マセラシオン・カルボニックを14℃の温度の中で行ったことに由来したワイン名。今回のヴィンテージは火事の被害を免れた葡萄を一部使用。
濁りのあるルビーレッドの色調。燻製香があります。赤い花のアロマやスーボワ、さらにシナモンやクローヴなどの緻密なスパイス感。徐々にグレナデンシロップのような甘美な香りや、ミックスベリーティーのような要素も現れてきます。なめらかなタンニン、ジューシーな果実味、複雑感を与えているスパイスの香り。しっかりとした味わいですが、フレッシュで旨味が徐々に込み出てくる、バランスの良い味わい。(インポーター資料より)
ルーションは、フランス南部のピレネー山脈とスペイン国境に近い地中海沿岸に位置する魅力的なワイン産地です。地中海性気候の影響を受け、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
また、トラモンタンと呼ばれる乾燥した冷たい北風が吹き、ブドウの病気を防ぐ役割を果たしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のグルナッシュ・ノワール、カリニャン、シラー、白ワイン用のグルナッシュ・ブラン、マカブーなどがあります。
特に注目すべき地区として、バニュルスがあります。ここでは、急斜面の段々畑で栽培されたブドウから、独特の甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、濃厚な果実味とナッツのような風味が特徴で、長期熟成にも適しています。
グルナッシュ・ノワールは、フランスのローヌ地方南部で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は地中海性気候で、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
ミストラル風が吹き、ブドウ栽培に適した環境です。
ローヌ地方では、グルナッシュの他にシラー、カリニャン、ムールヴェードルなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、シャトーヌフ・デュ・パプがあります。
ここでは、小石だらけの独特の土壌「ガレ」を活かした個性的なワインが生産されています。
グルナッシュを主体としたワインは、豊かな果実味とうまみが特徴で、リッチなフルーツ感としっかりとした飲みごたえがあります。