ファイバータンクにて、カリニャンとグルナッシュを別々に10日間のマセラシオンし、発酵後ブレンド。その後、500Lのバリック樽にて6か月間の熟成。
ワイン名は、大人数で乾杯するときに使うスラング。直訳すると「山盛り」という意味もあるため、たくさんのグラスが描かれています。
完熟した苺や、ツブツブ感が伝わってくるような自然な甘さのイチゴジャムのような、明るくチャーミングな果実味が広がります!わずかなスパイス感や塩気、旨味も乗っており、とても滑らかな舌触り。甘やかな香りとは裏腹に爽やかな余韻があり、さっぱりした味わいですのでスルスルと飲み進めてしまいます!(インポーター資料より)
ルーションは、フランス南部のピレネー山脈とスペイン国境に近い地中海沿岸に位置する魅力的なワイン産地です。地中海性気候の影響を受け、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
また、トラモンタンと呼ばれる乾燥した冷たい北風が吹き、ブドウの病気を防ぐ役割を果たしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のグルナッシュ・ノワール、カリニャン、シラー、白ワイン用のグルナッシュ・ブラン、マカブーなどがあります。
特に注目すべき地区として、バニュルスがあります。ここでは、急斜面の段々畑で栽培されたブドウから、独特の甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、濃厚な果実味とナッツのような風味が特徴で、長期熟成にも適しています。
カリニャンは、スペイン北東部のアラゴン地方原産の赤ワイン用ブドウ品種です。
現在は主にフランス南部のラングドック・ルーション地方で広く栽培されています。
この地域は地中海性気候で、温暖で日照時間が長く、ブドウ栽培に適しています。
ラングドック・ルーションでは、カリニャンの他にグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、プロヴァンスがあります。ここでは、地中海性気候を活かした高品質なカリニャンワインが生産されています。
これらのワインは、凝縮された果実味とスパイシーな香り、しっかりとした骨格が特徴で、熟成によって複雑さを増していきます。