樹齢:10~20年。土壌:黄土、海底堆積物、石灰岩砂利 全房にてプレス。20%除梗してマセラシオン発酵。皮がついたまま、ステンレスタンクにて自然発酵。伝統的な発泡ワインの製法であるメソッド・アンセストラル(田舎方式)にて、澱と共に6カ月間熟成。2023年10月ボトリング、2024年6月に澱引き。無清澄、無濾過、全ての工程で亜硫酸無添加。 明るい淡いイエロー。洋梨、リンゴ、グレープフルーツ、レモングラス、マスカット系由来の程よいアロマティックさと白い花、イーストの香り。泡はとても細かくクリーミー。酸のバランスが良く、リンゴや洋ナシ、レモン、桃など、ジューシーな味わい。果皮による豊かな香りと、余韻にも果皮由来の柑橘類のニュアンスが長く続きます。 (インポーター資料より)
ニーダーエスタライヒは、オーストリア最大のワイン産地で、ドナウ川沿いの西部から東部のカルヌントゥムまで広がっています。
気候の違いにより3つの区域に分けられ、多様な地形と気候条件がワインの個性を生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・フェルトリーナー、リースリング、赤ワイン用のツヴァイゲルトなどがあります。
特に注目すべき地区として、ヴァッハウがあります。
ここでは、ドナウ川沿いの急斜面で栽培されたリースリングやグリューナー・フェルトリーナーから、ミネラル感豊かで凝縮感のあるワインが生産されています。
ドナウリースリング(別名ヴェルシュリースリング)は、主にオーストリアのニーダーエスタライヒ州で栽培される白ワイン用ブドウ品種です。この地域は、ドナウ川流域に位置し、温暖な気候と多様な土壌を持つ地域です。ニーダーエスタライヒ州では、ドナウリースリングの他にグリューナー・ヴェルトリーナー、リースリング、ローター・ヴェルトリーナーなどの品種も栽培されています。特に注目すべき地区として、ヴァッハウDACがあります。ここでは、急峻な原成岩テラスに美しいブドウ畑が広がり、個性的なワインが生産されています。ヴァッハウのドナウリースリングワインは、フレッシュな酸味と果実味のバランスが特徴で、青リンゴや柑橘系の香りが楽しめます。