グリュックリッヒ・ヴァイス NV - フレッド・ロイマー
Gluegglich Weiss NV - FRED LOIMER
畑エリア:グンポルツキルヘン、ランゲンロイス 標高240-350m 土壌:黄土、海底堆積物、石灰岩砂利 樹齢10-85年 手摘みの葡萄を使用。一部は除梗を行い全房にてプレス、古い樽にて自然発酵。全ての澱と共に4カ月間、さらに細かい澱と共に2カ月間、ヴィンテージによって最大3年間の熟成。熟成のタイミングで以前のヴィンテージとブレンド。数か月間寝かせたのち、2024年8にボトリング。無清澄、無濾過、ボトリング時のみ15 mgの硫黄を使用。 濁りのある明るいイエロー色。林檎、リンゴのコンポート、グレープフルーツ、八朔や日向夏などのシトラス、マリーゴールドやハーブ、蜜蝋や金木犀などの香り。グレープフルーツや八朔、日向夏など柑橘類をメインに少しのハーブのニュアンス。心地良い酸とほんの少しのタンニン。じんわりとくる果実味は柔らかで、染み渡るような味わいは気分をほっこりとさせてくれます。glücklichはドイツ語で“happy”という意味で、幸せの意味を込めて、ワイン名をgluegglichとしました。19世紀の昔ながらの伝統と今日の知識を組み合わせ造られたライトオレンジワインです。 (インポーター資料より)
フレッド・ロイマーについて

フレッド・ロイマー醸造所はオーストリアのニーダーエスタライヒ州にあり、ウィーンから車で北西に 1 時間走ったところにあります。パノニアからの熱風の影響で夏は 35 度以上になりますが、カンプ川に沿って北から冷気も来るので、同時にとても寒くなる、寒暖差の大きなエリアです。全体的に風通しがよく、病害やボトリティスの影響が小さく、そのため、ワインはフレッシュでクリアな風味になりやすいのが特徴です。
フレッド・ロイマーはワイン生産者の家族の下に生まれました。彼の父が 1962 年に祖父からファミリーの農場を引き継ぎ、その頃はまだ、鶏や牛、野菜などを作る傍ら、ワイン造りをしていました。しかし、徐々にワイン生産だけに集中していくようになります。ロイマーは、学校を卒業してから、ドイツやカリフォルニアのブドウ園で修業し、1987 年に父親のワイナリーで働きはじめます。1997 年、ロイマーがようやくワイナリーを引き継ぎ、今までのファミリーのワイン生産のフィロソフィーを変化させます。それまでは、凝縮感があり、アルコール度が高めのワインが主流でしたが、1998 年ボトリティスが大量に発生したことをきっかけに、ロイマーは、状態のよい果実のみを選果し、収穫を早める昔ながらのワイン造り、それは、アルコールが低く、フレッシュさがあり、フルーティーでミネラルがあるワイン造りに切り替えたのです。このスタイルのワインを造るためには、クリーンな果実が必要になります。ロイマーと彼の父が始めた 14 ヘクタールの畑は、いまでは 60 ヘクタールまで増えています。「犠牲なき持続可能性」、これこそが、フレッド・ロイマーのフィロソフィーです。ワインは楽しみであるからこそ、それを造る人間は、生きることを心から楽しみ、そして多くのことに関心をもって熱心に学ばなければならないと言います。何事にも妥協を許さず、常にハングリー精神を持って取り組むロイマーがクオリティマニアと呼ばれる所以がここにあります。
フレッド・ロイマーの目指しているワインは、ワインの糖度やエキスの濃縮だけを重視するのではなく、ブドウの生理学的成熟を重視し、ブドウ本来のアロマに満ち、テロワールの特徴を最大限に引き出したスタイリッシュなワインです。そして、ブドウの育つ環境の理想は、昔ながらのブドウ栽培の風景を再現すること。昔の人たちはブドウを栽培するだけでなく、その隣で家畜を飼い、野菜など様々な植物も育てていました。そして、科学の発達した現代、効率ばかりが求められますが、ロイマーは、あえて昔のやり方にすることで、ブドウの可能性を最大限に引き出そうとしているのです。(インポーター資料より)
フレッド・ロイマーの他のワイン
グリュックリッヒ・ロート NV - フレッド・ロイマー
マンハート・ミット・アハトゥング 2021 - フレッド・ロイマー
グリュックリッヒ・ロゼ 2024 - フレッド・ロイマー
グリュックリッヒ・ロゼ NV - フレッド・ロイマー
ゲミシュター・サッツ・ミット・アハトゥング 2020 - フレッド・ロイマー
地域:ニーダエスタライヒ
ニーダーエスタライヒは、オーストリア最大のワイン産地で、ドナウ川沿いの西部から東部のカルヌントゥムまで広がっています。
気候の違いにより3つの区域に分けられ、多様な地形と気候条件がワインの個性を生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・フェルトリーナー、リースリング、赤ワイン用のツヴァイゲルトなどがあります。
特に注目すべき地区として、ヴァッハウがあります。
ここでは、ドナウ川沿いの急斜面で栽培されたリースリングやグリューナー・フェルトリーナーから、ミネラル感豊かで凝縮感のあるワインが生産されています。
品種:リースリング
リースリングは、ドイツのモーゼルやラインガウ地方を中心に栽培される白ワイン用ブドウ品種です。この地域は冷涼な気候で、河川沿いの急斜面や丘陵地に広がるブドウ畑が特徴的です。
ドイツでは、リースリングの他にミュラー・トゥルガウ、ケルナーなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、モーゼル地方があります。
ここでは、スレート土壌と冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
モーゼルのリースリングは、フローラルな香りと爽やかな酸味、ミネラル感が特徴で、軽やかでエレガントな味わいが楽しめます。
- 生産年
- NV
- アルコール度数
- 12%
- 容量
- 750ml
- 送料
- ¥1,500 (¥18,000以上で送料無料)
- 税率
- 10%