長期マセラシオン由来の濃い色調。緑茶、桃、金木犀などのフラワリーな香りと 味わい。ほんのりと甘い香りがたちのぼり、美しいボリュームが口いっぱいに 広がります。余韻でマセラシオン由来の酸味とグレープ・フルーツの皮のような ビターな味わいを感じるバランスの良さ。美しいストラクチャーと深み。 エスニックや中華などのアジア料理や、スパイスの効いた料理にぴったり。 心地良いタンニンは、メインの食事にも寄り添います。 安定感があり、3日ほどかけてお楽しみいただけます。 やや乾燥気味だったが素晴らしいヴィンテージ。完璧な状態の美しいブドウの 収穫。3年の間、剪定もされていなかった栽培放棄地の畑。 ブドウを手摘みで収穫し、自然酵母のみで発酵。厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、 瓶詰め時に至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)も無添加で造られます。土壌:粘土質、大理石、玄武岩石 醸造:8月13日と18日に収穫。半分はプレス・ディレクト、半分は除梗したうえで 60 日間のマセラシオン、ルモンタージュは行わず。 プレス・ディレクト分は4回、マセラシオン分は2回スーティラージュ。 濾過無し、SO2無添加(インポーター資料より)
オーヴェルニュは、フランス中央部に位置する魅力的なワイン産地です。
火山性の地形が特徴的で、中央地塊には高い山や高原が多く存在します。
気候は大西洋の影響を受けた大西洋性気候で、比較的冷涼です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のシャルドネ、赤ワイン用のガメイ、ピノ・ノワールなどがあります。また、地域固有の品種としてコートーが栽培されています。
特に注目すべき地区として、サン・プルサンがあります。ここでは、火山性の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル感豊かでフレッシュな果実味が特徴で、軽やかな口当たりと爽やかな酸味を楽しめます。
ヴィオニエは、フランスのローヌ地方北部が原産地の白ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、アルプスから地中海へと流れるローヌ川沿いに位置し、夏は暑く冬は寒い半大陸性気候が特徴です。
ローヌ地方では、ヴィオニエの他にシラー、グルナッシュ、マルサンヌなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、コンドリューとシャトー・グリエがあります。
これらの地区で造られるヴィオニエワインは、アプリコットや桃などの黄色いフルーツの香りに加え、ジャスミンや白いユリのような花の香りが特徴です。豊かな果実味が主体となった厚みのある味わいで、トロリとした粘性の高い質感も楽しめます。