【PNコメント】
開けたてから2日目まではしっかりした味わいの印象です。シェリー酒やドライフルーツをリキュールにつけているもののようなニュアンス。そして4~5日目になるとどちらかというとスッキリした感じに変わります。余韻にちょっとビスケットのような感じもあり変化がとても面白いワインです。ゆっくり日数かけて楽しんでみてください。
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カタルーニャ内陸、D.O.コステルス・デル・セグレ(Costers del Segre)の乾いた大地と強烈な日差しが育むシャルドネとマカベオ、同地のスタイルのひとつでもある国際品種と地場品種のナチュラル・ブレンド。アンフォラとステンレスタンクで熟成させました。ビオディナミ農法による葡萄栽培、自然酵母発酵、無清澄・無濾過、SO2無添加。焼きリンゴやドライアプリコットなどの熟成間のあるふくよかな香り、温度があがると干し芋のニュアンスが立ち昇ります。穏やかでいて奥行きがあり、2019年の乾燥した暑い夏のヴィンテージがもたらすふくよかさと温かみがじんわりと広がります。果実味と酸がしっかりと支え合う充実感のある仕上がり。(インポーター資料より)
スペインの地中海地方は、温暖な地中海性気候に恵まれた魅力的なワイン産地です。
カタルーニャ地方からバレンシア、ムルシアに至る海岸沿いの地域で、豊富な日照量と海からの影響を受けた独特のテロワールを形成しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のマカベオ、パレリャーダ、赤ワイン用のガルナッチャ、モナストレルなどがあります。
特に注目すべき地区として、ペネデスがあります。ここでは、伝統的なスパークリングワイン「カバ」の生産が盛んで、フレッシュで果実味豊かな味わいが特徴です。
また、アリカンテ地区では、モナストレルを使用した力強い赤ワインが生産されています。
これらのワインは、濃厚な果実味とスパイシーな香りが特徴で、豊かなタンニンと長い余韻を楽しめます。
シャルドネは、フランスのブルゴーニュ地方原産の白ワイン用ブドウ品種です。
ブルゴーニュは、東部に位置し、大陸性気候と海洋性気候の影響を受けています。
冷涼な気候と石灰質土壌が、シャルドネの栽培に適しています。
この地域では、シャルドネの他にピノ・ノワール、アリゴテ、ガメイなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、シャブリがあります。ここでは、キンメリジャン土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
シャブリのシャルドネワインは、ミネラル感が強く、柑橘系の香りと爽やかな酸味が特徴です。
シャルドネのワインは、産地や醸造方法によって様々な個性を持ち、フルーティーなものからクリーミーなものまで幅広い味わいが楽しめます。