手摘みで収穫したブドウを品種毎別々にダイレクト・プレスして、グラスウールのタンクで野生酵母で自発的にアルコ-ル発酵を行う。醸造添加物やSO2は一切加えずに醸造。引き続き自発的なマロ発酵とシュール・リーの状態で熟成。瓶詰め前に2品種をブレンドして、無清澄・無濾過、SO2も無添加で、重力を利用して自然に瓶詰め。現行ロットは2022ヴィンテージ。収穫日はガメィ・ショードネィが9月9日。ピノー・ドニスが9月26~27日。総生産量2,200本。アルコール度数は12度。2023年6月時点のSO2トータルは13mg/l
『21h21ヴァン・テ・ユヌール・ヴァン・テ・アン』とはフランス語で「21時21分」のことです。これは、15年以上前からセドリックの家族にとって一緒の合図になっている時間だそうです。夜夕食を終えてセドリックと妻が時間を見るたび、午後の9時21分になっているのだそうです。子供達を含めた家族にとって、一種の運命的な時間になっているため、このキュヴェ名にすることにしたそうです。(インポーター資料より)
ロワール地方は、フランス中部を流れるロワール川に沿って広がる魅力的なワイン産地です。
大西洋の影響を受けた海洋性気候で、夏は温暖で冬は比較的穏やかです。
地形は変化に富み、川沿いの丘陵地帯や石灰岩の台地が特徴的です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のシュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、赤ワイン用のカベルネ・フランなどがあります。
特に注目すべき地区として、サンセールがあります。
ここでは、石灰岩質の土壌を活かした個性的なソーヴィニヨン・ブランが生産されています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と爽やかな酸味が特徴で、ミネラル感も豊かです。
ピノドニスは、フランスのロワール渓谷で主に栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
ロワール渓谷は、大西洋からの影響を受けた温和な気候と、多様な土壌を持つ地域です。
この地域では、ピノドニスの他にカベルネ・フラン、ガメイ、ピノ・ノワールなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、トゥーレーヌがあります。
ここでは、独特の気候条件と土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
トゥーレーヌのピノドニスワインは、軽やかでフルーティーな味わいが特徴で、チェリーやラズベリーの香りに、かすかなスパイシーさが加わります。