手摘みで収穫したブドウを除梗し、品種毎別々にステンレスタンクで野生酵母のみでアルコール発酵。果皮とともにマセラシオン。マセラシオンはアンフュージョンで行い、マセラシオンの期間が2ヶ月間。圧搾後、引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。瓶詰め前に2品種をアッサンブラージュし、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。2023ヴィンテ-ジの収穫日はソーヴィニョンが9/7、セミヨンが9/8。総生産量1,600本。アルコール度数13.5度。2025年6月時点のSO2トータルは検出限界値(10mg/l以下)で検出されず。
「Couci-Couçaクゥシ・クゥサ」とは、フランス語で「まあまあ、どうにかこうにか」という意味です。2020年に初めてこのマセラシオンのキュヴェを造った時に、手探りでやっと造ることができたので、このように命名したそうです。(インポーター資料より)
フランスの南西地方は、ピレネー山脈とガロンヌ川に囲まれた多様な地形を持つワイン産地です。
大西洋の影響を受けた温暖な気候と、内陸部の大陸性気候が混在しており、ブドウ栽培に適した環境を提供しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のプティ・マンサン、グロ・マンサン、赤ワイン用のタナ、マルベック、カベルネ・フランなどがあります。
特に注目すべき地区として、カオールがあります。
ここでは、タナを主体とした力強い赤ワインが生産されています。これらのワインは、濃厚な果実味とタンニンが特徴で、長期熟成にも適しています。
ソーヴィニヨン・ブランは、フランスのロワール地方やニュージーランドのマールボロ地区で特に有名な白ワイン用ブドウ品種です。
マールボロ地区は、ニュージーランド南島の北東部に位置し、西岸海洋性気候の影響を受けています。夏は涼しく、冬は比較的穏やかで、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域では、ソーヴィニヨン・ブランの他にピノ・ノワール、シャルドネ、リースリングなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ワイラウ・ヴァレーがあります。
ここでは、粘板岩上に堆積した砂質の土壌が特徴で、水はけが良く痩せた土壌がワインに個性を与えています。
ワイラウ・ヴァレーのソーヴィニヨン・ブランは、パッションフルーツやグレープフルーツを思わせるトロピカルな香りと、爽やかな酸味が特徴です。