手摘みで収穫したブドウをダイレクトプレスし、2品種を同時に野生酵母のみでステンレスタンクでアルコール発酵。その後、引き続き、自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄・無濾過、SO2も無添加で瓶詰め。2024ヴィンテ-ジの収穫日は、ソーヴィニョン・ブランが9/13、メルローが9/16。総生産量1,900本。アルコール度数12度。2025年8月時点のSO2トータルは検出限界値以下(10mg/l以下)で検出されず。
「Tia Tiaチア・チア」とは、フランス語で「鶫(ツグミ)」のことです。ドメーヌの畑では、ブドウが成熟を迎える頃に、ツグミが実をついばみにやってくるそうで、その時の畑の風景と、発音の響きの良さから、このように命名したそうです。(インポーター資料より)
フランスの南西地方は、ピレネー山脈とガロンヌ川に囲まれた多様な地形を持つワイン産地です。
大西洋の影響を受けた温暖な気候と、内陸部の大陸性気候が混在しており、ブドウ栽培に適した環境を提供しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のプティ・マンサン、グロ・マンサン、赤ワイン用のタナ、マルベック、カベルネ・フランなどがあります。
特に注目すべき地区として、カオールがあります。
ここでは、タナを主体とした力強い赤ワインが生産されています。これらのワインは、濃厚な果実味とタンニンが特徴で、長期熟成にも適しています。
メルローは、フランスのボルドー地方が原産の赤ワイン用ブドウ品種です。
ボルドーは大西洋に面し、ジロンド河が流れる温暖な気候の地域です。
この地域では、メルローの他にカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、マルベックなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ジロンド河右岸のサン・テミリオンやポムロールがあります。ここでは、粘土質土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
メルローを主体としたこれらのワインは、豊かな果実味と柔らかなタンニン、エレガントな味わいが特徴です。