濁りのある緑掛かったイエローの色調。生き生きとしたライムやレモンの香りや黄色い花の香り爽やか。フレッシュでありながら厚みもある口当たりで、果実味に続いてきりっとした酸が心地よい。ライム感とミネラルがまじった余韻が持続し、とても飲みやすい味わい。高貴な品種とは見なされていなかったシルヴァネールに、グラン・クリュは認められていない。ただ、唯一の例外がこのワインが生まれるミッテルベルグハイム村だ。かつてアルザスのぶどう畑の30%はシルヴァネールが占めていたが、現在は僅か4%のみ。唯一グラン・クリュが認められているミッテルベルグハイム村だけは今でも変わらずシルヴァネールが大事に栽培されていることから、このワインは”ランタンポレル”(永遠不滅の)と命名された。
このワインは、グラン・クリュ”ゾッツェンベルグ”と隣り合った樹齢の古い(ヴィエイユ・ヴィーニュ)2区画のみから造られている。土壌は泥炭石灰質。2023年について言えることは、それが稀な年の一つであるということだ。温暖な気候であったことから、ワインはとても飲みやすく、すぐ飲んで楽しめる味わいとなりました。シルヴァネールは皮が厚いので、プレスは優しくゆっくり時間を掛け、ステンレタンクで発酵させそのまま熟成を9か月間行い、SO2は一切添加せず瓶詰。(インポーター資料より)
アルザスは、フランス北東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ヴォージュ山脈とライン川に挟まれた地域で、山脈が西からの湿った風を遮り、年間降水量が少ない乾燥した気候となっています。
また、大陸性気候の影響で暑い夏と寒い冬が特徴です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、赤ワイン用のピノ・ノワールなどがあります。
特に注目すべき地区として、グラン・クリュ(特級畑)があります。
ここでは、テロワールの個性を生かした高品質なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル感豊かでフルーティーな香りが特徴で、複雑な風味と長い余韻を楽しめます。
シルヴァネールは、主にドイツのフランケン地方とフランスのアルザス地方で栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
両地域とも、大陸性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒冷です。
フランケン地方では、シルヴァネールの他にミュラー・トルガウやリースリングが栽培されています。
アルザス地方では、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリなどが有名です。
特に注目すべき地区として、アルザスのゾッツェンベルクがあります。
ここでは2006年からシルヴァネールを使用したアルザス・グラン・クリュワインの生産が認められています。
シルヴァネールから造られるワインは、柑橘系果物やハーブのような繊細なアロマと、すっきりとした爽やかさが特徴です。
石灰質土壌で育ったブドウからは、ミネラル感のあるワインが生まれます。