ユニ・ブランとグルグル(フランス語でゴクゴクの擬音)との語呂合わせ。
ステンレスタンクを用いて、ダイレクトプレスした後に1週間の発酵・熟成。洋梨や熟したリンゴなどのフルーティーな香り。細かく挽いた黒コショウや乳酸系のニュアンスも感じられます。おだやかな酸と心地よいほろ苦さのある、まろやかな味わいのワインです。(インポーター資料より)
ラングドック地方は、フランス南部の地中海沿岸に位置する広大なワイン産地です。
温暖な地中海性気候と、年間200日も吹く乾燥した冷風(トラモンタネ)がブドウ栽培に理想的な環境を作り出しています。
この地域では、シラー、グルナッシュ、カリニャンといったローヌ系品種や、地元品種のピクプールなど、多様なブドウが栽培されています。
特筆すべき地区の一つがフォジェールで、標高約350mの痩せた土壌が特徴です。ここでは多くのドメーヌが有機栽培やビオディナミ農法を採用し、自然派ワインの生産に力を入れています。
また、ミネルヴォワ地区の中でも、ラ・リヴィニエールは高品質なワインで知られています。
シラーやグルナッシュから造られる洗練された味わいのワインは、凝縮感とボリューム感があり、滑らかな舌触りが特徴です1。
ラングドックワインは、南フランスの太陽のように力強く、輝きのある赤色が魅力的です。
カジュアルなデイリーワインから高品質なものまで幅広く、ワイン愛好家の探究心をくすぐる多様性に富んだ産地といえるでしょう
ユニ・ブランは、フランス南西部のコニャックやアルマニャック地方を中心に広く栽培される白ワイン用ぶどう品種で、主な産地は大西洋から内陸にかけての粘土石灰質土壌が多い地域で、温暖な海洋性や地中海性気候のもと、遅めの芽吹きと成熟を特徴としています。春の霜害にも強く、病気にも比較的耐性があります。ユニ・ブランは高い酸味と低い糖度が魅力で、フレッシュでクリアな味わいが特徴的です。柑橘や青リンゴ、洋梨のようなさっぱりした香り、穏やかな味わい、軽いボディが多いです。白ワインの他、ブレンド用や世界的に有名なコニャックやアルマニャックなどの蒸留酒用ベースにも用いられていますが、ナチュラルワインでも果実のピュアな酸味とミネラル感が生きる爽やかなワインが造られます。特にコニャック地方の「グランド・シャンパーニュ」「プティット・シャンパーニュ」などの地区が格付けされています。ここで造られるユニ・ブラン主体のナチュラルワインは、土壌由来の繊細なミネラル感やクリーンな酸が特徴です。