’23は太陽に恵まれ雨が少なかった年にもかかわらず、酸をしっかり残すことが出来た。砂質花崗岩土壌、樹齢40年。即圧搾し、野生酵母の働きで自然に発酵が始まる。100年物のフードル(大樽)で10か月澱と共に熟成させ、フィルターにも掛けずSO2一切使用せす瓶詰め。緑掛かった淡く輝きあるイエローの色調。レモンやライムの柑橘果実や黄桃や桃の皮、フレッシュパイナップルなどの黄色果実風味に加え、バニラやほんのりペトロール香あり。丸みのある柔らかい口当たりで、豊かな果実味に程よい酸がバランスよい。舌にミネラルが残り、食欲そそる味わい。
キュヴェ名は”la Nature est Belle”(自然は美しい)の文頭に、自分の苗字である”Carl”をくっつけ”Car la Nature est Belle”(だから自然は美しい)とした言葉遊び。(インポーター資料より)
アルザスは、フランス北東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ヴォージュ山脈とライン川に挟まれた地域で、山脈が西からの湿った風を遮り、年間降水量が少ない乾燥した気候となっています。
また、大陸性気候の影響で暑い夏と寒い冬が特徴です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、赤ワイン用のピノ・ノワールなどがあります。
特に注目すべき地区として、グラン・クリュ(特級畑)があります。
ここでは、テロワールの個性を生かした高品質なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル感豊かでフルーティーな香りが特徴で、複雑な風味と長い余韻を楽しめます。
リースリングは、ドイツのモーゼルやラインガウ地方を中心に栽培される白ワイン用ブドウ品種です。この地域は冷涼な気候で、河川沿いの急斜面や丘陵地に広がるブドウ畑が特徴的です。
ドイツでは、リースリングの他にミュラー・トゥルガウ、ケルナーなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、モーゼル地方があります。
ここでは、スレート土壌と冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
モーゼルのリースリングは、フローラルな香りと爽やかな酸味、ミネラル感が特徴で、軽やかでエレガントな味わいが楽しめます。