ペスリー地区の樹齢7年のフルミント、シャルドネ(石灰岩土壌)とセントジョージ地区の樹齢20~30年のヴェルシュリースリング(玄武岩土壌)を使用。手摘みで収穫、選果後、全房で丁寧にゆっくりとプレス。古樽(600L、400L、228L) に入れます。発酵が遅かったため、2023年1月に10gの残糖を残して瓶詰めしました。 瓶内二次発酵は7ヶ月かかりました。ペットナットとまでではありませんが、軽いプチプチ感があります。きめ細かな澱の上にきめ細やかな泡があり、さわやかな酸味が特徴です。オプティマム・アシドゥムはラテン語です。英語だとoptimal acidityです。なぜこの名前にしたかというとこのワインは最適な酸味があると思いこの名前を付けました。ノンフィルター、酸化防止剤なし。
濁りあるレモンイエロー。熟した和梨、インク、干し草の香り。味わいはフェンネルのような爽やかなフレッシュハーブ。泡は細やかでスムース、チョーキーでほどよい硬さのあるミネラル感熟した果実風味を切れのあるタイトでしまった酸味が全体を引き締めアフターは香ばしいポン菓子の厚みある風味が優しく続きます。(インポーター資料より)
バラトン地方は、ハンガリー中央部に位置する魅力的なワイン産地です。バラトン湖周辺に広がり、穏やかな大陸性気候と亜地中海性の局所気候を持ち、十分な日照に恵まれています。北風から守られた地形が、ブドウ栽培に理想的な環境を生み出しています。
特に注目すべき地区として、バダチョニがあります。バダチョニは火山性の土壌を持ち、独特の地形と気候条件を活かした個性的なワインが生産されています。
フルミントは、ハンガリーのトカイ地方を代表する白ワイン用ブドウ品種です。
トカイ地方は、ハンガリー北東部に位置し、ボドログ川とティサ川に囲まれた丘陵地帯にあります。
この地域は、大陸性気候と山岳性気候の影響を受け、秋には貴腐菌の発生に適した朝霧が発生します。
トカイ地方では、フルミントの他にハールシュレヴェルー、サルガ・ムシュコタイ(イエローマスカット)などの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、トカイの丘陵地があります。
ここでは、火山性の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
フルミントから造られるワインは、高い酸と糖度が特徴で、若いうちはナシやライムを思わせるフレッシュな香りがあり、熟成するとナッツやスパイスの香りが加わります。