モノスロー村とペクセリー村の樹齢10年のフルミント(パンノニア海の海洋堆積物を含む石灰岩土壌)を使用。手摘みで収穫、選果後、全房で丁寧にゆっくりとプレス。プラスティックタンクに移し、18度で発酵。古樽(225、300L)で11カ月間熟成。瓶詰まえに軽く澱引きをし、ブレンド。落ち着かせてからノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。
綺麗なレモンイエロー。レモン、白い花、レモンピールの香り。ミネラリーで軽やかなアタックにフレッシュなリンゴの味わい。トーンは低く落ち着きがあり、高く滑らかで繊細な酸味と共にスルスルと流れます。レモングラス、甘夏の白いわたのようなほろ苦さ、アフターはリンゴ蜜のほのかな香りが優しく続きます。(インポーター資料より)
バラトン地方は、ハンガリー中央部に位置する魅力的なワイン産地です。バラトン湖周辺に広がり、穏やかな大陸性気候と亜地中海性の局所気候を持ち、十分な日照に恵まれています。北風から守られた地形が、ブドウ栽培に理想的な環境を生み出しています。
特に注目すべき地区として、バダチョニがあります。バダチョニは火山性の土壌を持ち、独特の地形と気候条件を活かした個性的なワインが生産されています。
フルミントは、ハンガリーのトカイ地方を代表する白ワイン用ブドウ品種です。
トカイ地方は、ハンガリー北東部に位置し、ボドログ川とティサ川に囲まれた丘陵地帯にあります。
この地域は、大陸性気候と山岳性気候の影響を受け、秋には貴腐菌の発生に適した朝霧が発生します。
トカイ地方では、フルミントの他にハールシュレヴェルー、サルガ・ムシュコタイ(イエローマスカット)などの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、トカイの丘陵地があります。
ここでは、火山性の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
フルミントから造られるワインは、高い酸と糖度が特徴で、若いうちはナシやライムを思わせるフレッシュな香りがあり、熟成するとナッツやスパイスの香りが加わります。