全房のミュスカ プティグランを6日間マセラシオンしたものと、除梗したマカブーを15日間マセラシオンしたものをブレンドしました。ファイバータンクで澱とともに6ヶ月熟成。ミュスカプチグラン特有のハーブやスパイスの香りが品のあるマスカット香(アレキサンドリアより穏やか)と混じり合い複雑な香りです。マカブーが混ざる事で派手すぎるアロマではなくバランス良く仕上がっています。キンキンに冷やして、冷たいハーブティーの様にすいすい飲み進める感じで、現状では抜栓2日目から豆のニュアンスが感じられますので、抜栓当日に飲み切ることをおすすめします。(インポーター資料より)

ルーションは、フランス南部のピレネー山脈とスペイン国境に近い地中海沿岸に位置する魅力的なワイン産地です。地中海性気候の影響を受け、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
また、トラモンタンと呼ばれる乾燥した冷たい北風が吹き、ブドウの病気を防ぐ役割を果たしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のグルナッシュ・ノワール、カリニャン、シラー、白ワイン用のグルナッシュ・ブラン、マカブーなどがあります。
特に注目すべき地区として、バニュルスがあります。ここでは、急斜面の段々畑で栽培されたブドウから、独特の甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、濃厚な果実味とナッツのような風味が特徴で、長期熟成にも適しています。