9月上旬から中旬に収穫。各葡萄で、除梗をして、茎などを20%残し、オープンバットにて 5-10 日間自然発酵&マロラクティック発酵。4000l の大きな古い樽にて全ての澱とともに 10-15 か月熟成。無清澄、無濾過、ボトリング時のみ 亜硫酸10mg 使用。ボトリング2週間前に2023年の全てのワインと貯蔵されていた2022年をブレンド。 濁りのある明るいレッド。フレッシュなチェリー、イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、少しのプラムのアロマ。ベリー系のジューシーさと、柔らかなストラクチャー。とてもジューシーで軽やか、少しのスパイスがアクセント。タンニンはほぼ感じられなく、すっきりとした味わいは白ワインの様に軽やか。グビグビ飲めて、ドリンカビリティな薄赤ワイン。 (インポーター資料より)
ヴァインフィアテル南部は、オーストリア北東部に位置する魅力的なワイン産地です。
なだらかな丘陵地帯が広がり、パンノニア平原からの温暖な空気と、カルパチア山脈からの冷涼な風が混ざり合う独特の微気候を形成しています。
夏は暖かく、冬は比較的穏やかで、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・ヴェルトリーナー、リースリング、赤ワイン用のツヴァイゲルトなどがあります。
特に注目すべき地区として、プーラウがあります。
ここでは、レス土壌を活かした個性的なワインが生産されています。これらのワインは、フレッシュな果実味と豊かなミネラル感が特徴で、エレガントな酸味も楽しめます。
ツヴァイゲルトは、オーストリア原産の赤ワイン用ブドウ品種で、寒冷な気候に適応しています。
オーストリアでは、ドナウ川流域のニーダエスタライヒやカルヌントゥム、ノイジードラーゼー周辺で栽培されています。
この地域では、ブラウフレンキッシュやサン・ローランなども栽培されています。
日本では、オーストリアと気候が似ている北海道、特に余市町で高品質なツヴァイゲルトが生産されています。余市町は日本海に面した丘陵地帯で、冷涼な気候が特徴です。
余市町で造られるツヴァイゲルトワインは、イチゴやブルーベリーなどのベリー系のアロマにホワイトペッパーのスパイシーさが加わり、上品でやさしい香りが特徴です。
軽快なタンニンとすっきりした口当たりで、初心者にも親しみやすい味わいです。