ロット川に運ばれた沖積土壌、シリス(石英)が含まれるリモン状の土や石が多い土壌。収穫ぶどうを即圧搾後、爽やかさを最大限もたらす様に醸造。酵母も添加せず、フィルターにもかけず、SO2も一切添加せず瓶詰め。茜色の美しい色合いで、小赤果実や赤い桃の果実風味豊か。優しい口当たりで赤果実が広がり、しっかりした酸が味わいを引き締め、燻した様なタンニンの余韻が感じられる。ラベルは、色が極端に薄い本来の味わいが感じられないロゼが欧米では出回っているが、このロゼはテロワールに由来する本来のロゼであることを逆説的に表現している。少々極端ではあるが、犯罪者ではないという意味。生産量800本(インポーター資料より)
フランスの南西地方は、ピレネー山脈とガロンヌ川に囲まれた多様な地形を持つワイン産地です。
大西洋の影響を受けた温暖な気候と、内陸部の大陸性気候が混在しており、ブドウ栽培に適した環境を提供しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のプティ・マンサン、グロ・マンサン、赤ワイン用のタナ、マルベック、カベルネ・フランなどがあります。
特に注目すべき地区として、カオールがあります。
ここでは、タナを主体とした力強い赤ワインが生産されています。これらのワインは、濃厚な果実味とタンニンが特徴で、長期熟成にも適しています。