土壌:砂状のシリカ質 + 白い粘土質
樹齢:40年
醸造:グラップ・アンティエールのぶどうを、ステンレスタンクで14日間マセラシオン。
熟成:ブルゴーニュ樽(ドミニク・ローラン)にて12ヶ月間熟成。SO2無添加
キュベの意味: ヴァランタンが小さな実験を重ねているシラーの区画(1.6ha)から生まれた、たった1樽のみの 日本限定キュヴェ。 現代の農業は効率化のために小さな区画を統合する傾向があるが、ヴァランタンはその逆で、 長く続く畝を短くし、人の手が届く「人間的なスケール」に畑を戻すことを目指している。 木や生け垣を育てて生態系を再生し、下では根が土壌をほぐし、畑の中央に森を戻すことで 葉が日陰をつくって乾燥に備える。 将来的には、畑上部の石の多いエリアはぶどうを抜いて、オリーブ樹や白ぶどう品種を植える予定。 2021年は夏の暑さと少し雨が降ったおかげでぶどうの成熟が進み、9月下旬に収穫をすることにした。 (この地域では遅めの収穫) 2つのブルゴーニュ樽(ドミニク・ローラン)に分けて熟成。 そのうちの1つの樽はとても美味しく仕上がり、以前から考えていた日本限定スペシャルキュヴェを実現させた。(もう一つの樽はブレンド用に使用) ファーストヴィンテージである2011年からちょうど10周年。日本とのつながりに感謝の気持ちを込めて。
ワイン名の由来は「永遠の若さ」の意味。 フレッシュで、低アルコールといった若々しさがある一方で、美しい酸と長期熟成に耐える強さもあり、 「若さ」と「永遠」の両方を感じさせることから命名。 ヴァランタンがこれまで出会った日本の方々へ、精神的・身体的な若さにも敬意を込めた。鳥が大好きなヴァランタンにとって、日本限定ワインには「丹頂鶴」がぴったりだと特別に仕立てた!(インポーター資料より)
ローヌは、フランス南東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ローヌ川に沿って約250kmにわたって広がり、北部と南部に大きく分かれます。
北部は半大陸性気候で急峻な斜面に畑が並び、南部は地中海性気候でなだらかな丘陵地が広がります。
特産ブドウ品種は、北部では赤ワイン用のシラー、白ワイン用のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ。南部では赤ワイン用のグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどがあります。
特出した地区として、北部のコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と急斜面を活かした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、シラーの力強さとヴィオニエのエレガントさが融合した複雑な味わいが特徴です。
シラーは、フランスのローヌ地方を代表する赤ワイン用ブドウ品種です。
ローヌ地方は、ローヌ川沿いに広がる丘陵地帯で、地中海性気候と大陸性気候の影響を受けています。
この地域では、シラー以外にも、グルナッシュ、ムールヴェードル、ヴィオニエなどの品種が栽培されています。
特に注目すべき地区として、北ローヌのコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、スパイシーでエレガントな味わいが特徴で、ブラックペッパーやスミレの香りが感じられます