足でつぶしたブドウを500リットルのフレンチオークにて発酵熟成。冬の寒さのおかげで自然に清澄。やや黒みがかった輝きのあるカシス色。ブルーベリーや黒系果実のフレッシュなアロマと余韻にスミレなどのエレガントな香りが広がる。 ビエルソで最もナチュラルな作りのメンシア!(インポーター資料より)
スペイン北西部のビエルソ地方は、山に囲まれた緑豊かな谷間に位置し、冷涼で昼夜の寒暖差が大きい気候が特徴です。この地域の特産ぶどうは黒ぶどうの「メンシア」で、全体の約75%を占め、ほかにアラウシャやメレンサオも栽培されています。
ビエルソの中でも特に注目されるのは標高500~850mの丘陵斜面エリアで、痩せたスレート土壌と古木が多く、低収量ながら凝縮感のある高品質なぶどうが育ちます。ここで造られるナチュラルワインは、赤系果実やすみれ、ハーブの香りが広がり、フレッシュでエレガントな味わいが魅力。特に斜面の畑のワインは、しっかりとしたボディとタンニン、複雑なアロマを持ちます。ナチュラルワイン造りも盛んで、果実味や品種の個性を素直に表現した親しみやすいスタイルが多く、ワイン初心者にもおすすめです。ビエルソのメンシアは「スペインのブルゴーニュ」とも呼ばれ、世界中で注目を集めています