2021年はローター・ヴェルトリーナーのみ、2022年はローター・ヴェルトリーナーとグリューナー・ヴェルトリーナーをブレンドして発酵。どちらも9月下旬に手摘みで収穫。プラスチック製容器にて、7日間スキンコンタクト、全房にて圧搾、ステンレスタンクにて自然発酵。全ての酵母や澱と共にステンレスタンクにて熟成。2021年と2022年のワインは、2023年9月下旬ごろにブレンドして、数か月間寝かせたのち、2024年3月ボトリング。無濾過、無清澄、全ての工程において無添加。Enigma の意味は“謎”ラベルはシリアスな写真をチョイス。 薄濁りのある明るい黄金色。赤林檎、花梨、アプリコット、グレープフルーツ、伊予間、ハーブや白い花の香り。林檎やアプリコットで柔らかな果実味とまろやかなストラクチャー。豊富なミネラルと適度な酸。余韻に柑橘類の皮とごく僅かに甘みを抑えた花の蜜のニュアンス。葡萄のエネルギーと旨味をしっかり感じられ、全体的にシンプルかつ、まろやかで旨味満点のオレンジワインです。 (インポーター資料より)
ヴァインフィアテル・マイッサウは、オーストリア最大のワイン産地であるニーダーエスタライヒ州の北部に位置しています。
大陸性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い気候ですが、パノニア平原からの温かい風の影響もあり、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・ヴェルトリーナー、リースリング、赤ワイン用のツヴァイゲルトなどがあります。
特に注目すべきは、グリューナー・ヴェルトリーナーを使用したヴァインフィアテルDACワインです。
これらのワインは、コショウのようなスパイシーな風味と爽やかな酸味が特徴で、地域の個性を鮮明に表現しています。
ローター・ヴェルトリーナーは、オーストリアのヴァーグラム地域で主に栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
ヴァーグラムは、ドナウ川に向かって開けた南向きの緩斜面に位置し、レス土壌が特徴的です。
この地域では、ローター・ヴェルトリーナーの他にグリューナー・ヴェルトリーナー、ツヴァイゲルトなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ケーニグスブルンがあります。
ここでは、40mにも及ぶ深いレス土壌がローター・ヴェルトリーナーの栽培に適しています。
峡谷から吹く冷たい風と南からの大陸性気候が、ブドウの成熟とアロマの蓄積を助けています。
ローター・ヴェルトリーナーから造られるワインは、柔らかい酸味とふわっと広がる軽やかな味わいが特徴です。
繊細な和食や野菜料理との相性が抜群です。