手摘みで収穫、選果後、一晩冷やし、85%のぶどうは全房でクローズタンクに入れ、10日間セミMCし、古樽に移し、9カ月間樽熟成。15%のぶどうは全房プレスし、古樽にて発酵、9カ月間樽熟成。10月に澱引きし、ブレンド。ノンフィルターにて瓶詰め。(インポーター資料より)
南アフリカ屈指のワイン産地「ステレンボッシュ」は、ケープタウン東方、海と山に囲まれた地形が特徴です。海洋性と地中海性気候が交差し、夏は温暖で乾燥、冬は適度な降水があり、ブドウ栽培に理想的な環境です。標高や畑の向き、海からの距離によって多様な微気候が生まれ、個性豊かなワインが造られます。
特産品種は赤がカベルネ・ソーヴィニヨン、シラー(シラーズ)、メルロー、ピノタージュ、白はシュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネなど。中でもカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインは、豊かな果実味としっかりした酸・タンニンがあり、ボルドースタイルに近いと評されます。
地区内では「ヨンカースフック」や「デヴォンヴァレー」などが知られ、ヨンカースフックは冷涼な気候と山の影響で、エレガントで繊細な赤・白ワインが生まれます。
ピノタージュは、南アフリカを代表する赤ワイン用ブドウ品種です。
主な産地である西ケープ州は、大西洋とインド洋に挟まれた地中海性気候で、夏は温暖で乾燥し、冬は冷涼で降雨があります。
この地域では、ピノタージュの他にカベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ、シャルドネなども栽培されています。
特に注目すべき地区として、スワートランドがあります。
スワートランドのピノタージュを使用した個性的なワインが生産されています。
スワートランドのピノタージュワインは、濃い紫がかった色調で、ブラックベリーやプラムの豊かな果実味とスパイシーな香りが特徴です。