白ブドウと黒ブドウを合わせて造る独創的なフリッツァンテ。おかげさまで2021が完売となりまして、、(長かった)次のヴィンテージ2023が到着いたしました!ロゼというよりオレンジがかった色調に、酸とタンニン、柑橘のようなフレッシュな果実味。見事なバランス感に驚きました!前回と比べてボトル詰めのタイミングも間違いなく、還元的な香りは皆無!安心して飲んでいただけるワインとなりました!(インポーター資料より)
エミリアロマーニャは、イタリア北部に位置する魅力的なワイン産地です。
北部にはポー川平野が広がり、南部にはアペニン山脈が連なっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い傾向にありますが、アドリア海からの海風が気候を穏やかにしています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアルバーナ、トレッビアーノ、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、ランブルスコなどがあります。
特に注目すべき地区として、ロマーニャがあります。ここでは、アルバーナを使用した個性的な白ワインが生産されています。
これらのワインは、フルーティーな香りと豊かな果実味が特徴で、適度な酸味とミネラル感も楽しめます。
マルヴァジーア(マルヴァジア)は、地中海沿岸を中心に広がる古いワイン用ぶどう品種群で、代表的なマルヴァジーア・ビアンカ(白)、マルヴァジーア・ネーラ(黒)、マルヴァジーア・ディ・カンディアなど、多彩な亜種があります。主な産地はイタリア全土(特にエミリア=ロマーニャ、シチリア、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア、ピエモンテ、カラブリア)、スペインのシッチェスやカナリア諸島、ギリシャ(モネンヴァシア周辺)、クロアチア、ポルトガルなど多岐にわたります。地形や気候は産地によって異なりますが、典型的には海に近い丘陵地や火山性土壌、砂質・石灰質が多く、温暖で乾燥した気候がぶどうの芳醇さを引き出します。例として、イタリアのエミリア=ロマーニャ地方の「ディ・カンディア・アロマティカ」は粘土石灰質土壌、シチリアのリパリ諸島は火山性土壌、フリウリでは砂岩や石灰系の丘陵地が特徴です。
特出した地区としては、シチリアの「リパリ島」やカナリア諸島、イタリアのピエモンテ(カソルツォ、カステルヌオーヴォ・ドン・ボスコ)、ギリシャのモネンヴァシア、スペイン・シッチェスなどがあり、それぞれの個性が際立ちます。“リパリ島”では甘口のパッシート、ピエモンテでは香り高く甘い赤ワイン、イストリアやフリウリではドライでミネラル感ある白、“カナリア諸島”の溶岩土壌由来のマルヴァジーア・ヴォルカニカは力強いミネラルとフレッシュさが特徴です。