レスティニャックのあるシグレス村に所在する”クロ・デ・テラス”を’23年引き継いだイゴール・コナン氏のぶどう。若手醸造家を育てるマチアス&カミーユのプロジェクトによるワイン。’24ヴィンテージは春先に少々霜に見舞われ、涼しい春と夏だったことにより、じっくりとぶどうの樹は成熟した。粘土石灰質土壌の、南西〜北西向きの小さな谷間に位置する区画ごとに熟度が異なる畑。すべての品種は同じ日に収穫され混醸、除梗したぶどうを5日間醸し圧搾、4カ月セメントタンクで熟成後、コラージュもフィルターにも掛けず、SO2も全く添加せず瓶詰め。やや紫掛かった淡いルビーの色調。桃や山桃の優しさを感じる赤果実風味。流れるような口当たりで、桃の果汁がしたたり落ちるような味わい。軽やかでバランスが取れ、風味に富んでいる。香りは穏やかだが、飲むととても美味しい!(インポーター資料より)
フランスの南西地方は、ピレネー山脈とガロンヌ川に囲まれた多様な地形を持つワイン産地です。
大西洋の影響を受けた温暖な気候と、内陸部の大陸性気候が混在しており、ブドウ栽培に適した環境を提供しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のプティ・マンサン、グロ・マンサン、赤ワイン用のタナ、マルベック、カベルネ・フランなどがあります。
特に注目すべき地区として、カオールがあります。
ここでは、タナを主体とした力強い赤ワインが生産されています。これらのワインは、濃厚な果実味とタンニンが特徴で、長期熟成にも適しています。
カベルネ・フランは、フランスのボルドー地方で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
ボルドーは、大西洋に面した温暖な海洋性気候で、ジロンド川とその支流によって形成された地形が特徴です。
この地域では、カベルネ・フラン以外にも、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルドなどの赤ワイン用品種、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨンなどの白ワイン用品種が栽培されています。
特に注目すべき地区として、サン・テミリオンがあります。
ここでは、カベルネ・フランを主体とした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、エレガントな果実味とハーブのようなアロマ、柔らかなタンニンが特徴で、メルローとのブレンドでバランスの取れた味わいになります。