20年前から有機で栽培されていたぶどうの樹。石灰質土壌のぶどう畑は森に囲まれ、自然な生態系が維持されている。’24ヴィンテージは春先に少々霜に見舞われ、涼しい春と夏だったことにより、じっくりとぶどうは成熟した。3通りの手法で別々に仕込んだワインをブレンド。1/3はやや早熟の段階で収穫し即圧搾、1/3はより熟度の高いぶどうを2週間マセラシオン・カルボニック、1/3は低温で6日間醸しをしてから圧搾、すべてブレンドしセメントタンクで発酵・熟成。コラージュ、フィルターにも掛けず、SO2も一切添加せず瓶詰め。洋ナシの様な淡いイエローの色調。レモンやアプリコット、マンゴーの香り豊か。時間と共に桃の果実風味が広がっていく。まろやかな口当たりで、マンゴーの熟した果実味を感じる。しっかりとした酸が、味わいをしっかりと支えている。(インポーター資料より)
フランスの南西地方は、ピレネー山脈とガロンヌ川に囲まれた多様な地形を持つワイン産地です。
大西洋の影響を受けた温暖な気候と、内陸部の大陸性気候が混在しており、ブドウ栽培に適した環境を提供しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のプティ・マンサン、グロ・マンサン、赤ワイン用のタナ、マルベック、カベルネ・フランなどがあります。
特に注目すべき地区として、カオールがあります。
ここでは、タナを主体とした力強い赤ワインが生産されています。これらのワインは、濃厚な果実味とタンニンが特徴で、長期熟成にも適しています。
ソーヴィニヨン・ブランは、フランスのロワール地方やニュージーランドのマールボロ地区で特に有名な白ワイン用ブドウ品種です。
マールボロ地区は、ニュージーランド南島の北東部に位置し、西岸海洋性気候の影響を受けています。夏は涼しく、冬は比較的穏やかで、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域では、ソーヴィニヨン・ブランの他にピノ・ノワール、シャルドネ、リースリングなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ワイラウ・ヴァレーがあります。
ここでは、粘板岩上に堆積した砂質の土壌が特徴で、水はけが良く痩せた土壌がワインに個性を与えています。
ワイラウ・ヴァレーのソーヴィニヨン・ブランは、パッションフルーツやグレープフルーツを思わせるトロピカルな香りと、爽やかな酸味が特徴です。