ガヤック原産品種であるロワン・ド・ルイユは、オック語で「レン・ド・レル」とも呼ばれ、明確な祖先はなく、カステルノー・ド・モンミラル村の隣りのグレシーニュ国有林で自然に発達したと考えられています。フランスのワイン専門用語で ”œil(ウィユ) =目"は蕾を指してLoin de lʼœilʼとは「蕾から遠い」という意味です。茎が⻑くて、ぶどうの房が芽の出る部分から少し離れたところに垂れ下がるのでそう呼ばれています。皮が薄く酸味が少ないため、ブレンドに広く使用されていて、単一品種として使用されることはほとんどありません。エチケットはメラニーの母が描いたものです。ぶどうは2日間かけて朝に手摘みされた後、手で除梗され、足踏みで破砕され14日間マセラシオンを行います。アルコール発酵とマロラクティック発酵は自然に発生します。細かい澱と共にファイバータンクで9ヶ月熟成して、2021年8月に手作業で瓶詰めしました。フィルターや清澄は行わず、 SO2も添加されていません。
白い花、洋ナシ、リンゴ、蜂蜜、美しい⻩色をしています。口に含むと、豊かで調和のとれたフレッシュな余韻が続きます。(インポーター資料より)