樹齢 40年の粘土石灰質土壌から手摘みで収穫。低温発酵後8カ月シュールリー熟成。白い花、かんきつ類、熱い石のようなミネラル感。さわやかでいてまろやかな口当たり。アペリティフ、甲殻類、貝類、チーズ全般に。(インポーター資料より)
サヴォワは、フランスアルプスの麓に位置する魅力的なワイン産地です。山岳地帯の影響を受けた冷涼な大陸性気候と、湖の存在による微気候が特徴的です。急斜面の畑が多く、日照を最大限に活かしたブドウ栽培が行われています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のジャケール、アルテス、ルーセット、赤ワイン用のモンドゥーズ、ペルサンなどがあります。
特に注目すべき地区として、シニャンがあります。ここでは、ジャケール種を使用した個性的な白ワインが生産されています。これらのワインは、フレッシュな酸味とミネラル感が特徴で、アルプスの清涼感を感じさせる爽やかな味わいが楽しめます。
フランス東部サヴォワ地方はアルプス山脈の麓に位置し、山々に囲まれた冷涼な気候が特徴です。この地では白ワイン用ぶどうの栽培が盛んで、なかでもジャケールはサヴォワで最も多く栽培されている土着品種です。特にシャンベリー近郊のアビーム、アプルモン、クリュエなどの地区がジャケールの代表的な産地として知られています。ジャケール主体のナチュラルワインは、青リンゴや柑橘、白い花の爽やかな香りと高めの酸が特徴で、ライトボディでキレのある飲み口が魅力です。アビーム地区では、氷河が削った石灰質土壌が生むミネラル感と上品な酸がワインに表れ、アプルモンはより柔らかく、クリュエは広がりある味わいが楽しめます。シュール・リー製法で造られることも多く、微発泡のような軽快さも感じられます。