南プファルツから、ドイツナチュール業界の新星ハネス登場です。ハネスはお爺さんの持っていた2haの畑を引き継ぎ、2013年、18歳の時から葡萄栽培を始めました。自ら植樹をし(彼が3.5ha植樹)、現在は借りている畑を合わせると8haのブドウ畑を耕作しています。(お父さんはブドウ栽培はしておらず、お爺さんは共同組合に葡萄を売っていました。)畑はハネスの住むランダウの村から北ヴォージュ山脈に広がり、ブドウ栽培が盛んなところです。気候はアルザスよりも涼しく、特にヴォージュ山脈のふもとに位置する畑は山からの冷涼な風が流れ込み、寒暖差が良質な酸を造りだします。この地域はアルザスのように土壌が複雑にからみあい、グラニット、クレイ、ライムストーン、スレート、と様々な土壌が混在しています。栽培は草生栽培、彼の畑だけ黄色い花が咲き乱れ、お花畑のようなので遠くからすぐわかります。ラウシリーズは日常気軽に飲めるライン、上位キュヴェはそれぞれの畑の違いを表現したクラス。マセラシオンや発酵はステンレスタンク、プレス後、500Lの樽で熟成させます。ネガティヴな要素を嫌う彼は、場合によってはSO2を少量添加します。 (インポーター資料より)